撮影データの漏えいを防ぐための対策について

こんにちは。本日はプライベートAV撮影(個人AV撮影)サービスのコイレコが行っている安心・安全に撮影データを取り扱うための対策をご紹介します。撮影に興味はあるけどちょっとデータの流出や漏えいが心配、そんな方に流出・漏えいを防ぐ対策をご紹介します。

撮影時のデータ漏えい対策について

データの漏えいについては、大まかに撮影時の対策と、撮影後お客さまがデータを受け取った後に行う対策に分かれています。まずは撮影時の対策についてご紹介します。

その①インターネットに接続しません

撮影は、全ての機器をオフラインで行います。ビデオカメラ、通常のカメラ、PCについては全てオフラインの状態で撮影を行うことで、万が一のインターネット経由でのデータ漏えいを防ぎます。

その②お客さまの目の前でデータを扱います

撮影データは全てお客さまの監視のもとで扱います。撮影後の映像確認のためにビデオカメラからPCへデータを移動させたりする場合にもお客さまの同意を得た上で行います。少々お手間に感じるかもしれませんが、何卒ご協力をお願いいたします。

その③撮影後はお客さまの目の前でデータを完全に削除いたします

撮影終了後はビデオカメラ、通常のカメラ、PCの関連する全てのデータを完全に削除いたします。こちらもお客さまに一つ一つの操作をご覧頂きながら行います。最後に確実にデータが消去されていることをお客さまご自身で必ずご確認下さい。

その④データはパスワードをかけて暗号化してお渡しします

データはパスワードをかけて暗号化した上でお渡しいたします。

その⑤撮影データは持ち帰りません

編集依頼がある場合を除き、撮影したデータは一切外に持ち出しませんその場で完全に消去いたします。

撮影後のデータ漏えい対策について

撮影が終わり、データを受け取ったあとにもお客さま自身でデータを管理する必要がございます。
比較的安全なデータ保存方法は、外付けHDD等に暗号化パスワードをつけて保存することです。また、閲覧の際にはインターネット回線を切断した状態でパソコン本体に保存しないで、HDDから直接閲覧することが望ましいかと思います。
下記に代表的な対策を記載いたします。

その①クラウドに保存しない

いわゆるクラウドサービスにはできるだけ保存しないようにしましょう。iCloud、グーグルドライブ、ドロップボックスなどは便利ですが、万が一を考えて保存は控えるのがおすすめです。もちろん現代の大手クラウドサービスはセキュリティ面でも高いレベルかと思われますが、その分世界中からハッキングを試みられる頻度も高くなっています。また、アカウントが乗っ取られて写真や動画を盗み見られる可能性もあります。実際にiCloudアカウントが乗っ取られ、写真などが流出するという事案も発生しています。
スマホに保存をすると自動でiCloudと同期されるような設定になっている方も多いかと思いますが、自動でiCloudに保存されるような設定も切っておくことが望ましいです。

その②メールやライン等のメッセージサービスで送らない

メールに限らず、ネットを介したデータのやり取りは第三者に見られる可能性もあります。もしメールを送らざるを得ないときには、次項で説明する暗号化したパスワードをかけてから送りましょう。(ただ、パスワードをかけた場合でもメールで送ることは完全に安全なわけではありません。)

その③ファイルには必ず暗号化パスワードをかけておく

保存したファイルにはパスワードをかけて、ファイルが流出した際にも容易に見られないようにしておきましょう。ただ、パスワードは必ずしも破られないものではありません。パスワードを過信せず、まずはファイルが第三者の手に渡らないように万全を尽くしましょう。

その④Wifiには繋がない。できればインターネットには接続しない

可能であれば、動画を閲覧する際や動画データを扱う際にはインターネットに接続しないようにしましょう。特にパスワードのかかっていないWi-Fiや、公共のWi-Fiなどはデータが盗み見られやすい環境といえます。そういった環境で動画の閲覧や、データのやり取りを行わないようにしましょう。

その⑤パソコンやスマホ本体へは保存はしない

可能であれば、パソコン本体へのデータ保存は避けたほうが良いでしょう。パソコンへ保存しておくと、可能性は低いですがネット接続を行っている際に外部から閲覧される可能性は無いとは言い切れません。特にウイルスなどに感染したパソコンの場合にはその危険性も高まります。できるだけパソコンやスマホ本体へのデータ保存は避けましょう。ノートパソコンの紛失やスマホ紛失の際にも流出の可能性が高まります。

その⑥データは完全に削除すること、廃棄の際ハードディスクは物理的に破壊するなどすること

一時的にパソコン等へデータを保存することがあるかと思います。一時的に保存したデータを消した後は、完全にデータを削除するようにしましょう。一旦削除されたファイルは通常ゴミ箱フォルダに移動されます。その場合はゴミ箱からデータが復元できてしまいますので、ゴミ箱からも消去し、場合によってはデータを完全削除するソフト等を使用しましょう。
ゴミ箱から削除した場合でもそのメモリが上書きされるまでは復元が可能な場合がありますので、もしパソコンを廃棄したり、中古品として売却する場合には、復元不可にする方法を実行してから廃棄等を行いましょう。
以上が大まかな対策となります。データ漏えいに絶対安全はありえませんが、少しの対策でセキュリティは大幅に上昇します。
夫婦間やカップルで撮影を行うこともあるかと思います。そういった撮影データの漏えいを防ぐのにも参考になれば嬉しいです。